7月15日放送のQさま!!で紹介の「ホームでBBQができる駅」。調べてみると、周りには何もない、ホームでBBQ、「降りないで」と注意される…私たちの知っている「駅」とは、ずいぶん様子が違うもよう…その正体を探ってみました。
- ホームでBBQができる駅の正体。
- この場所を舞台に描かれた小説。
- 「降りないで」の真相。
- 駅へのアクセス。
ホームでBBQができる駅の正体。

写真でわかるように、大自然に囲まれた駅こそ、今回紹介の北海道虻田郡倶知安町にあるJR函館本線の比羅夫駅です。
駅の宿 ひらふ
比羅夫駅から徒歩17歩で到着する、駅の宿ひらふ。
乗り物ニュース様
ノスタルジックな雰囲気ただよう「泊まれる秘境駅」。
- 夕食はプラットホームでの炭火焼バーベキュー(4~10月)冬期は鍋料理。
- 蘭越産ゆめぴりかを使用。
- 全ての部屋に冷暖房完備。
- 内風呂と夏期限定の露天風呂。
- キッチンは使用不可。(自炊はできません。)
1泊素泊まり\5,800~8,000 夕食\2,500 朝食\1,500 (価格は全て税込み)
駅の宿ひらふ公式HP様スクロールできます夏季BBQ 炭焼きジンギスカン&海鮮 プラットフォームでBBQ 電車がすぐ横に 夢ぴりかの炭焼きおにぎり 夏季限定 露天風呂
小説の舞台にもなった「駅の宿ひらふ」
「駅の宿ひらふ」が舞台になった小説『駅に泊まろう!』(著者・豊田巧)
北海道Likers様
東京で居酒屋の店長だった若い女性が主人公で、祖父が経営していた「コテージひらふ」を引き継ぐことから物語が始まります。
「駅の宿ひらふ」には全巻揃って置いてあるようです。実際にその場で読めば、物語の世界に入り込んだような気分にひたることができるでしょう。その場にいなくても、旅をした気分になれるかもしれませんね。気になる方は是非チェックしてみて下さい。
- 国内ゲームメイカー「タイトー」の元プロデューサー。
- 現在は小説家として活動中。
- 2014年にアニメ化された児童文学「電車で行こう!」シリーズ作者。
- TVアニメ「新幹線変形ロボシンカリオンZ」において「原案協力」としてクレジット。
「降りないで」の真相
北行きの列車にのって、この比羅夫駅にくると、駅員さんから驚きの車内放送が聞こえてきます。
『比羅夫地区へは交通機関がありませんので、比羅夫駅では降りずに、倶知安駅からバスやタクシーをご利用ください』
この駅周辺にはバスなどの公共交通機関どころか、ほとんど建物もありませんし、コンビニはおろか自動販売機すらありません。
駅の宿ひらふ宿泊客以外の利用客が、いないこともしばしばあるほどの駅ですので、間違えて降車してしまわないようにと配慮した駅員さんからのアナウンスが真相のようですね。
宿の方には、お茶・コーヒーなどのセルフサービスや、ビールやワインなどのアルコール類の販売もあるようですが、実際にお越しの際はあらかじめ買い物されてからチェックインするとよいでしょう。
アクセス
電車の場合

車の場合
- 小樽から70km 1時間半(国道5号)
- 札幌から100km 2時間半(国道5号 or 230号線)
- 千歳・苫小牧から100km 2時間(国道276号線)
- 函館から180km 3時間半(国道5号)
今夏は一部の期間で、水道管布設工事に伴う通行止めの影響でグランヒラフスキー場(道道343号線)方面から比羅夫駅に入れないそうなので、注意して下さい。必ず5号線からお入り下さい。
まとめ
宿泊できる秘境駅「駅の宿ひらふ」についてまとめました。日本で唯一、駅に宿泊できプラットフォーム上でBBQができるという、ちょっと不思議な駅。大自然の中で現実社会から少し離れて、ゆっくりしてみるのもアリかもしれませんね。

残念ながら、今夏は予約で埋まってしまってるようですね。最新情報はぜひコチラの公式HPから確認してみて下さい!


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